こんにちは!二人の子育て中の「まいたろん」です!
上の子は「完全母乳」下の子は「完全ミルク」で育てました。
なぜ、そうしたのか?どのような違いがあるのかや、メリットデメリットを実体験を元にまとめてみました。
完母・完ミ両方経験した私が思うこと

上の子は「完全母乳」下の子は「完全ミルク」で育てました。
どちらにも良い点(メリット)、不都合な点(デメリット)があります。
一番思うことは、親や周りの意見に囚われず、自分の意思で決定してもらいたいです。
また、一度決めたからといってやり通す必要もありません。
途中で「母乳→ミルク」「ずっと混合」「ミルク→母乳」になったっていいんです。
しかし、途中で変更する難しさは日が経てば経つほど増すので、下記を参考にこれからの目安にしていただければと思います。
上の子を完全母乳で育てた理由
- 特に理由もなく赤ちゃんは母乳で育てるものと思っていたから
- 出産医院が母乳育児を推奨していたから
- 粉ミルクや関連品を購入する負担がないから
- 産後退院時は混合だったが哺乳瓶を嫌がるようになって完全母乳になった
大体はこんな感じです。
完全母乳のメリット・デメリット

完母(母乳)のメリット
- いつでもどこでも母乳をあげられる
- 自分(母体)が太らない
- 粉ミルクや関連品を買わなくて済む
- 外出時の赤ちゃんの荷物が少なくて済む
いつでもどこでも母乳をあげられる
家に居ようが車に乗っていようが、基本的にいつでもどこでもすぐに赤ちゃんに母乳をあげることができます。
私も母乳育児の時は常に授乳ケープを持ち歩き、赤ちゃんが泣いたらすぐにあげれる状態にありました。
ミルクだと、調乳する場所と時間が必要だったりするので、アタフタしたりしますよね。
母乳だとスピーディに空腹感を満たすだけでなく、安心感も赤ちゃんに伝わるのでとても良かったです。
自分(母体)が太らない
正しくは栄養を母体を通して赤ちゃんに届けているので「太らない」という言い方はおかしいかもしれませんが、母乳育児であれば多少大食いしても太りません。
妊娠後期には食欲が増して体重増加を注意された方も多いのではないでしょうか?
病院の授乳食も一般食に比べ量は多いです。
なので基本的に以前の自分より「大食いできる」ようになっているはずです。
同じ食生活でミルク育児ですと、太ってしまいますが、母乳の場合は赤ちゃんに栄養を届けるので太りません。
粉ミルクや関連品を買わなくて済む
母乳育児であれば、母乳さえあればいいので、ミルク関連用品を揃える必要はありません。
買い揃えなくて良いということは、哺乳瓶などの置き場所も必要ないですし、清潔に保つための消毒なども必要ありません。
粉ミルク、哺乳瓶、消毒グッズ・・を買わなくていいとなると経済的にもありがたいですよね。
完母(母乳)のデメリット

- 母乳をあげることは母親しかできない
- 母乳量の不足、不安
- 母乳をあげることによって発生するおっぱいのトラブル
- 一時保育などを利用したい時の壁
- 母親が風邪をひいても限られた処方しかできない
母乳をあげることは母親しかできない
赤ちゃんを産んだばかりの母体はへとへとです。そんな中家族のサポートがあるととても助かります。
しかし、完全母乳であると、いつ何時でも母親がやることになります。
母乳量の不足、不安
母乳育児であれば「母乳がきちんと足りているのか?」と思ったこと皆さん一度はあるのではないでしょうか。
さっきおっぱいをあげたばかりなのにすぐ泣く→眠いのかな?母乳が足りていないのかな?といつまでたってもわからないことが多いです。
大げさですが、気づいたら1日中おっぱいを吸わせていたんじゃ?と思った日も多々ありました・・
母乳をあげることによって発生するおっぱいのトラブル
ママ自身も初めてで、赤ちゃんにとっても母乳を飲むことは初めてなので、上手くおっぱいがあげられず乳首トラブルになることもあります。
乳首が切れて痛む場合は乳頭保護器を使ったり、おっぱいが堅くて痛んだりする場合もあります。
その場合は、母乳外来を受診したりする必要があります。
私は、幸いにも授乳中のトラブルはありませんでしたが、断乳時にトラブルに見舞われました・・
一時保育などを利用したい時の壁
ママがリフレッシュをしたい時や用事があるときに、一時保育などを利用したいと思った時には、預け先で条件が提示されるはずです。
多くは「搾乳を預ける」「施設で指定した粉ミルクが飲めること」だと思います。
そのためには、予め搾乳器で搾乳した母乳を哺乳瓶で飲めることが必要だったり、粉ミルクに慣らしておく必要もあります。
完全母乳で哺乳瓶を嫌がった、私や私の友人は、そういった時「預けたくても預けられない」環境にありました。
母親が風邪をひいても限られた処方しかできない
母乳育児の場合、風邪をひいた場合や目薬など、限られた薬しか処方されません。
私は両親、義両親ともに遠方に住んでいて、身近に頼れる人もいなかったので、いざ自分が高熱&風邪をひいたときも「預けられない、即効性のある薬も飲めない、でも母乳はあげなきゃいけない」大変さを思い知りました・・
下の子を完全ミルクで育てた理由

- 上の子の完全母乳育児で疲弊し尽くした(これ一番w)
- 主人や私の両親にも育児を手伝って欲しかったから
- 上の子もまだ2歳で(母乳育児の場合)下の子に付きっきりになることが良くないと思った
- 風邪をひいた時薬が飲みたい、保育施設に預けたいと思った
大体はこんな感じです。
完全ミルクのメリット・デメリット
完ミ(ミルク)のメリット
- 誰でもあげられる
- ミルクをあげた量が明確→泣いている理由がわかりやすい
- 寝つきがいいor眠りが長い(気がする)
- 薬や飲食の制限がない
誰でもあげられる
哺乳瓶を通してミルクをあげるので、ママに限らず誰でもあげることができます。
パパや祖父母に限らず、友人でも兄弟でも構いません。
我が家では上の子を含めたみんなであげていましたが、みんな幸せそうな顔をしていました!
ミルクをあげた量が明確→泣いている理由がわかりやすい
完全ミルクの場合量が明確にわかるので、その赤ちゃんにとっての満腹量がわかりやすいです。
足りているか・・足りてないか・・と悩む必要もありません。
満腹のはずなのに泣いている・・となれば眠たいのか!と泣いている原因も明確にわかりやすいので、とても助かります!
寝つきがいいor眠りが長い(気がする)
「ミルクはよく寝る」と聞きますが、母乳でもよく寝る子はいるので個人差もあるでしょう。
しかし、母乳のデメリットでもあげた「母乳量の不足、不安」で母乳量が足りていないと、空腹感が残ってすぐに起きてしまったりしますよね。
それに対しミルクは満腹量がしっかりわかるので、中途半端な空腹にはならないので良く寝てくれるのかもしれませんね。
実際我が家も上の子(完全母乳)は、すぐに起きたり常におっぱいを吸っていましたが、下の子(完全ミルク)は、一般的な授乳間隔に合わせた時間通りで寝てくれていました。
薬や飲食の制限がない
ママが突然風邪を引いた時など、処方される薬の制限がありません。
なので、漢方薬などではなく解熱剤などもしっかり効くものが処方されます。
(普段身近に助けがないママには重要だと思います!)
カフェイン飲料やアルコールなどの飲食の制限もなくなります。
母乳だとカフェイン量や糖分を気にしなくてはいけませんが、その必要がなくなります。
完ミ(ミルク)のデメリット

- ミルクや関連用品へのお金がかかる
- 外出時など荷物がかさばる
- 生理が早く戻る
ミルクや関連用品へのお金がかかる
完全ミルクとなると哺乳瓶4〜6本、ミルク缶、消毒用器具などと色々買いそろえる必要があります。
また、それを置く場所も必要となりますよね。
お湯を常に沸かせたり、湯冷まし用のお水を用意したり、母乳では意識しなくていいはずのことを、たくさん気にしなくてはいけません。
外出時など荷物がかさばる
ショッピングセンターでもミルク用のお湯が出るスペースなど多くありますが、そうでない場所も多いですよね。そうなると外出時には「哺乳瓶2本・粉ミルク・調乳用の熱湯・湯冷まし用のお水」と重たいものを大量に持っていかなくてはいけません。
母乳であれば「オムツさえあればどこでもOK!」なところも、ミルクであれば「予定延長?ミルクが足りない!」と突然の予定に耐えられないシーンも多くあります。
生理が早く戻る
個人差もあると思いますが、完全ミルクにして初めて知りましたが、生理がすぐに戻ってきます。(当たり前ですよねw)
私の場合、生後2ヶ月時点で生理が戻ってきました。
普段から生理の時には痛み止めを飲むほどだったので、2歳の上の子&生後2ヶ月の子のお世話&生理・・・はちょっと辛かったです。
完全ミルクの方は心得ておきましょう。
私のような人は完ミに向いているのでは?
繰り返しになりますが、一番思うことは、親や周りの意見に囚われず、自分の意思で決定してもらいたいです。
その上で、母子だけでなくライフスタイルも含めて考えることも重要だと感じています。
私の場合、身近に助けてもらえる環境がない(両親・義両親が近くにいない)。旦那さんの帰りも遅い。幼い兄妹もいる。状況の場合、完全ミルクにして良かったと思っています。
以前、(上の子を)完全母乳で私が風邪を引いた時、赤ちゃんがミルクを嫌がったので母乳継続でした。その際薬も飲めず、授乳もずっと自分しかできないので、ダラダラ熱が続き風邪症状も1週間くらい続きとても体調も悪い(食欲もない母体から良い母乳は出るのでしょうか?)、ストレスも溜まり・・悪循環でした。
その経験もあり、下の子は完全ミルクにしました。
同じように発熱で風邪を引いてしまいましたが、薬も飲め、授乳は主人に任せることができ休養の時間を確保。すると2、3日で元気に元どおりになりました。
私的には、完全に治療できてストレスなく赤ちゃんのお世話に戻れたことでいい結果となりました。
誰かが言う「〇〇がいい」だけに囚われず、母子にとって一番良い方法が見つかることを願います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!