こんにちは!中国人の旦那を持ち、二人の子育て中ママの「まいたろん」です!
国際結婚の中でも中国人と結婚した場合についての苗字や子供の国籍について経験談を交えてまとめさせていただきます。(中国人男性×日本人女性。日本に居住していることを前提にしております)
国際結婚した我が家の現状

中国人夫:中国国籍
日本人妻(筆者):日本国籍
娘:日本国籍
息子:日本国籍

結婚後の国籍について

私の祖母など「日本で結婚したら日本人になる」と考える方もいらっしゃるようですが、結婚してもお互い国籍は変わりません。
中国人夫:中国国籍のまま
日本人妻:日本国籍のまま
強いて言えば、お相手が外国人であれば必ず在留資格・ビザを持っているはずなので、その内容が「就労ビザ→日本人の配偶者ビザ」に変わる程度です。
戸籍はどうなるの?
一般的に日本人同士の結婚であれば夫婦が同じ戸籍に入り、旦那さんが戸籍の筆頭者となる場合が多いと思います。
しかし、上記にもあるように国籍は変わらないので、戸籍も存在しません。
なので、私の場合は自分の家族の戸籍→自分一人、戸籍の筆頭者となる形で独立しました。
中国人夫:中国国籍のため戸籍はなし
日本人妻:自分一人だけで戸籍の筆頭者となる
苗字はどうなるの?
例えば中国人男性の「王 力」さんと日本人女性の「山田 花子」さんが結婚した場合、自動的に「王 花子」さんになるかと思いきや!手続きをしない限りは【夫婦別姓】が原則なんです。
なので、原則どおり何もしなければ下記の通りとなります。
中国人夫:苗字に変更なし
日本人妻:苗字に変更なし
中国ではもともと夫婦別姓ですよね。主人の両親や兄弟夫婦もみんな別姓です。
同じ苗字を使いたい場合は、別途市役所などに期限内に届出が必要となります。
国際結婚をして、カタカナ苗字になっている方々は届出を出した方々です。

子供の国籍は?

日本人夫婦同様、出産後期日以内に「出生届」を提出すれば子供も日本国籍となります。
もちろん、中国国籍を取得することもできます。
しかし、手続きの煩わしさと特に子供を「必ず中国国籍にしたい」という思いは夫婦でなかったので、日本国籍にしました。
子供たち:日本国籍
子供の戸籍は?

上記にあるように日本国籍となった場合は、戸籍の筆頭者の母親の中に入る形で戸籍が登録されます。
夫婦別姓で感じたメリット・デメリット

夫婦別姓のメリット
- 免許証や通帳など名前変更の手続き不要
- 苗字を変えたくない場合、そのままでいれる
夫婦別姓のデメリット
- よくある「結婚した感」はわからない
- 別姓であるがため区役所や銀行で「ご夫婦ですか?」と確認される
私の友人はみんな日本人と結婚しているので、婚姻届を出した後は免許証や通帳などの名前変更に勤しんでおります。そのため、「結婚したんだな」という感情も湧きやすいようです。
しかし、私の場合婚姻届を出した以降は特に何もしていないので、そのような「新婚感」ワクワクした気分は味わえませんでした(笑)
また、区役所や銀行など夫婦の関係を証明する場合、苗字が違うので「なんで苗字が違うんですか?」「婚姻されてますか?」と聞かれることも多々あります。
全く不快ではないですが、国際結婚でも同姓の方々も多いので、まだまだ馴染みがないようです。実際、私も結婚するまで「国際結婚の場合、夫婦別姓が基本」ということは知りませんでした(笑)
国籍は苗字はなんでもいい

国や名前と結婚するのではなく人と人なので、本人たちが良ければどんな形でも良いと思います。
しかし、私たちの両親や祖母世代は「子供は中国国籍に!」や「日本の苗字を残しなさい」と結婚、出産を迎える度にそれぞれの意見を言われました。
子供が大きくなった時に選択肢を増やしてあげるという意味では他の選択肢もあるかもしれませんが・・。
国際結婚を望まれている、目前にしている方は、生活拠点だけでなく、名前のあり方なども一度話し合われるのも良いかもしれません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]