過去、単身での県外引越し、夫婦で市内間引越し、4人家族で市内間引越しと経験してきました。
そんな経験の中で得た安く済ませるコツや方法についてご紹介しようと思います。
価格公開!我が家はこの価格で引越ししました!

市内間引越しという近距離で過去2回引越しした際の価格を公開しますので、参考にしていただければ幸いです。
1回目の引越し費用
【条件】大人2人分・エレベーター付き1R→2LDK・10月上旬平日
【主な荷物】ダブルベッドマットのみ2つ・500L冷蔵庫・ドラム式洗濯機・4人がけソファー・衣装ケース5つ・自転車1台・備え付けクローゼットの中身・基本的な食器や衣類・小家電など
大手引越し業者を利用して【4万円】でした。
2回目の引越し費用
【条件】大人2人&乳幼児2人分・エレベーター付き2LDK→戸建4LDK・8月上旬平日
【主な荷物】ダブルベッドマットのみ2つ・500L冷蔵庫・ドラム式洗濯機・4人がけソファー・衣装ケース5つ・自転車2台・備え付けクローゼットの中身・基本的な食器や衣類・小家電など
大手引越し業者を利用して【7万円】でした。
(結局、クレーンを使わないと搬入できなかったのですが、見積もり提示時、営業さんがクレーンなしでも搬入できます!と断言&見積もりに記録していたので、本来発生するクレーン代金3万円は追加徴収されませんでした・・ラッキー!)
近距離とはいえ、大手引越し業者を利用しているのにも関わらず、かなり安いと思います。
それは下記の方法を徹底的に試したからです。
自分で運べば必ず安くなるの?

まず、最もわかりやすい安く済ませる方法といえば「自分で運ぶ」ことですよね。
例えば、家にある約半数の物を自分で運ぶのであれば、安くなることが見込めますが、「衣装ケース3つ」や「自転車2台」といった少量の場合、実は価格に関係ない場合も多いんです。
実際私も、過去2回市内間引越しの見積もりをする際に、「例えば、この自転車を自分で運べば安くなりますか?」などと聞いたことがありますが、いずれも答えは「変わりません」でした。
値段が変わらないのであれば、自分で運ぶことは無駄な労力と破損などのリスクがあります。
業者さんが見積もりに来た際には予め「(近いのでor車があるので)一部自分で運ぶことも検討していますが、これを減らせば料金が安くなるものなどありますか?」とでも訪ねてみましょう。
その返答によってから自分で運ぶ有無を決めれば十分だと思います。
見積もり業者は2〜3社に絞り半日内で済ます!
数百円の価格差のために何時間も何日も自分を拘束するのは勿体無いので、予め一括見積もりサイトで候補に上がった業者や、自身で予め希望している業者を2〜3社だけに絞り、出来るだけ同日に全て相見積もりを済ませましょう。

業者の質は抜いておき、価格だけでいえば大体2社目以降どんどん安くなるので、知人からの評価やよく見かける業者として予め「一番の候補はここかな?」というのが決まっているのであれば
一番候補の業者には【2番目】に見積もりに来てもらうのがおすすめです。
※もちろん、1社目で納得する価格が提示されれば1社だけで決めても問題ありません^^
引越しを安く済ませるコツまとめ
1.引越し予定が決まったら即見積もりに来てもらう!
引越しする!ということが決まっているのなら見積もりに来てもらうのは早く済ませることをおすすめします。
ギリギリになればなるほど、引越し日時の空き候補もなくなりますし、混み合うことで高額提示される場合もあります。
早ければ早いほどいい!引越しが決まれば即見積もり!
2.見積もり前に徹底的に要らない荷物を排除!

当たり前ですが、荷物が多ければ多いほど価格は高くなります。
なので、見積もりまでに余裕があるのであれば要らないものを徹底的にメルカリなどで売るなり、捨てるなりして排除していきましょう。
時間がなく、見積もり時に間に合わない場合は、大まかに不要なものをまとめておき、来た業者さんに「この部分は引越しまでに廃棄するので査定に含めないでください」ときちんと伝えておきましょう。
我が家はいつも引越しの目安が決まったら、家の不要品チェックを始めます。
その荷物、本当に引越し先でも使いたいほど大切にしていますか?
3.引越し日と時間を業者都合に合わせる

「家賃の都合で必ず月末最終日でなきゃ困る!」という方も多いと思いますが、そういう方が多いので、月初より月末の引越しが高くなる傾向があります。
また必ず「朝一番にしてください!」と時間を固定することでも高くなる場合があります。
見積書などで大体「引越し予定日」を書いたり聞かれるのですが、「○月○日」と答えると、その日限定で話が進んでいきます。
もし、ある程度融通を利かせることができるのであれば、
「○月○日が希望だけど、この週の中で最も安く引越しできる日にちと時間はいつですか?」と聞くことで意外と安くなったりします。
我が家も2回とも日付の融通が利いたので「月初の平日・時間指定フリー」にすることで安くしてもらえました!
4.荷造りは自分で行う!

有料オプションにて荷造りを行なってくれるサービスもありますが、よほどの理由を除いてご自身で荷造りされることをおすすめします。
自分で荷造りすることで、家の中にある全てのものに目を通すので、再度不要なものをチェックすることができます。
荷造りは見積もり後の作業になるので、今更引越し価格を変更することはできませんが、実は不要だったものをわざわざ梱包して、引越し先で開封して破棄するのは面倒ですよね?
自分での荷造りは不要品の再チェックができるので必須!
※大手引越し業社であれば、クローゼット内の衣類や靴は自分で梱包しなくても、当日無料でまるまる運んでくれる場合があるので、予めきちんと聞いて、無駄な荷造り作業は減らしましょう!
5.1回目の提示された見積もり価格で即決しない
見積もり詳細には定価ベースで価格がカウントされる場合が多いです。
だからと言って、わざと高額を提示されているわけではありませんが、必ず1度は「安くなりませんか?」と聞くチャンスはあります(笑)
来られた業者さんもある程度は覚悟の上です。
とは言え、人対人ですので、値下げ交渉する上で失礼のない程度に交渉しましょう。
唐突に「高い!半額にしてくれ!」などは絶対にNGです。
それよりも例えば、
「う〜ん、ちょっと予算オーバーで・・どうしようかな・・」や「この後もA社さんが来るorさっきB社さんが来た」または、
「思ってたより高くて・・私が努力して安くする方法はありますか?」のように答えると
業者さんが更にワンアクション起こしてくれる可能性も十分にあります。
(例えば、新品の段ボールではなく再利用段ボールの場合、段ボール代金は無料etc..)
しかし、繁忙期でどの業者も取り扱ってくれないようなタイミングなどであれば、必ずしも【絶対に安くなる】わけではありません。
提示された価格での即決は早い!う〜んと悩んでいる姿と言葉でアピール!

通常搬出入ができない物へのオプション価格も再確認!
上記にも記載しましたが、引越し先などによってはエレベーターや階段から搬入できないものもあります。
(うちはマンションから搬出はできたのですが、戸建の階段搬入ができず、クレーン車を使用して搬入しました。
しかし、営業さんが見積書に「クレーン車必要なし・手搬入可」と記録していたので、無料でクレーン車手配で搬入してもらうことができました^^;)
通常の搬出入が怪しい大きい荷物がある場合は、そういったクレーン車を利用した場合などの、オプションにかかる費用も確認し、必ず見積もり書に記載してもらってください。