甲状腺検査から手術までの経緯ブログ|入院準備から手術当日編|その3

みなさんこんにちは!

女の子と男の子の子育て真っ只中の現役ママの「まいたろん」です。

妊娠を機に「甲状腺の値が異常なので検査を受けてください」と言われ、初めて気にかける方も多い、女性に多くみられるのが甲状腺の病気です。

そんな私は良性腫瘍でしたが、「甲状腺全摘術」を受けました。

結果的に、毎日薬を飲む生活ですがとても充実しています。

こちらは主に、手術から入院期間中〜退院までについてのことを記述しています。

目次

これまでの経緯

と、内容ごとにまとめて参りました。

手術日の決定

手術を行うD病院のD先生の診察を受けました。

過去のデータを元に触診したりで、あれよあれとという間に「手術日はいつにする?」と(笑)

覚悟はしていたので、手術のための検査を終え、入院予約の取れる1ヶ月後(2019年3月中旬)にしました。

手術するにあたっての術前検査

甲状腺の全摘手術を受ける場合は「全身麻酔」となります。

過去2回、出産のため帝王切開を2度経験した私ですが、全身麻酔というだけでとても怖くなりました。

また、全身麻酔を受けるために術前検査が行われます。

心電図や肺機能検査(息を思いっきりふぅ〜ってやるやつ)などです。

麻酔科の先生から内容やリスクについて詳細に説明されます。

こういうのってなぜ「リスク」の部分だけ頭に残るのでしょうかね(笑)

余計な恐怖心に駆られます。

しかし、麻酔科の先生たちは(3回の手術の経験上)とても優しいです。

「手術中はずっと頭元のそばにいるからね!」という声で安心する事ができました。

そして、術前検査も異常なしという事で、着々と手術に向けて進みます。

手術に向けての入院準備

入院の準備物は病院によって異なると思いますので、必ずチェックしてください。

それとは別に、基本的に手術後から数日は思うように身動きができないので、

ペットボトルの飲み口部分に付けれるストローキャップがあるとオススメです。

これなら寝転んだまま飲む事ができ便利です。

手術前日(前日入院)

甲状腺手術入院の様子

全身麻酔での手術となるので、前日入院です。

私には2歳以下の子供が2人いたので、私の母に入院中のお世話を頼みました。

「ママがなんだか出かける荷物を抱えて浮かない顔をしている」ことを察した上の子は、寂しさを我慢して、きちんと「バイバイ」をしてくれました(泣)

下の子はまだまだ4〜5時間おきのミルク生活だったので、ママよりミルクです(笑)

全身麻酔での手術なので胃を空っぽにするために夜ご飯はありません・・

また、手術後から数日はシャワーを浴びたりできないので、病院で最後のシャワーを済ませました。

写真付き|手術で切る場所に印をつけられる

夕方、先生が来て手術で切る場所に目安の印をつけられました。

甲状腺手術前日の様子
甲状腺手術前日印をつけられました(相当腫れていますね)

「いよいよなんだな・・」と心を決めました。

あとは「全身麻酔で寝られなかったらどうしよう」という謎の恐怖感に包まれ、手術中眠くなりたいがために、ちょっとだけ夜更かしをしてしまいました。

というか、基本的に多くの方は手術前日はそわそわして、なかなか寝付けなかったり眠りが浅いようです!

いよいよ手術当日

先生からは手術室に入ってから退室まで約4時間ほどと言われていました。

全身麻酔での手術となるので、手術が終わっても回復室と呼ばれる部屋で体の状態を確認され、良しと判断されれば通常の病室に帰されるとのことでした。

病室では手術開始に備え、手術着に着替えたり、お手洗いを済ませたり、弾性ストッキングを履きます。

弾性ストッキングは手術の際に血のかたまりができることを防ぐ目的だと言われました。

病院によっては独自で用意しても良いようです!

そこでいよいよ看護師さんから「手術室に行きましょうか!」とのお声が。

手術室までは、もちろん自分で歩いて向かいます。

旦那が付き添ってくれたのですが、看護師さんから「お兄さんですか?」と声をかけられ 手術の緊張から「確かに年の差夫婦だけど、私たちは似ているのか?」ということの方が気になり、結果的に緊張から紛れる事ができました(笑)

手術台の上で(全身麻酔までの記憶)

手術台にも自分で乗ります。

手術台って乗ってみるとわかりますが、硬くて狭いんですよね・・

そしてまず、麻酔科の先生が来られ全身麻酔の準備です。

いよいよ始まるぞ!の雰囲気に怖くなり「絶対寝ないぞ!」と謎の心理状態(笑)

しかし、いざ腕に注射針を刺され「眠くなりますからね〜」と声をかけられつつ、腕をさすられ、「深呼吸してくださいね。スゥ〜〜。ハ・・・」

「・・・」

はい、「スゥ〜」の後の、「ハ」くらいから記憶がありません(笑)

手術終了(全身麻酔から目覚めた時)

気づくと回復室にいました。

頭もぼーっとして、まだまだ目や頭、体を自由に動かせる状態では全くありません。

4時間も寝返りも打たず、じっとしていたので後頭部がめちゃめちゃ痛かったです。

全身麻酔のせいでか、頭がボ〜ッとしたまま、時間が過ぎていき病室へ戻ることとなりました。

手術当日の夜

病室へ帰ると主人が安心した顔で「無事成功したよ」と声をかけてくれました。

他にも何か色々言っていたようでしたが、全身麻酔でのせいか、眠い?頭がぼーっとして何を言われたかなどは覚えていません。

気づくと体には尿道カテーテルが装着され、首にはドレーンと呼ばれる血を排液する装置がつけられていました。

体から3本の管が出ている状態なので、身動きのとりずらさ100%です。

何より、首を手術しているので頭を動かしたいのに首に力が入りません。

(痛くて、力を入れるのが怖くて) 手術後の夜はひたすら看護師さんが点滴などを交換に来てくれるので、寝返りをしたいときなどは、手伝ってもらいました!

術後熱が出た

帝王切開の時もそうだったので、心構えていたのですが、この度も手術後の夜、発熱しました。

なので、早めから看護師さんに「寒気がする」や「熱がありそう」「アイスノンください」など言えると、不快な暑さに悩まされず朝を迎えられます。

出産含め、入院前後で「術後熱出ますよ〜」なんて教えてもらったことはありませんので、「手術後に熱が出ることがある」と知っておくのはとても重要だと思います!

何より他の不調や心配事があればすぐに看護師さんに相談しましょう!

尿道カテーテルを抜く

尿道カテーテル(尿を出すための管)って、痛くはないんですがとっても邪魔というか・・違和感がすごいんですよね。

看護師さんに相談すると「歩けそうなら抜いてもいいよ!」と嬉しいお声が!(笑)

夜中だったんですが、1本でも体からの管を取り除きたかったので「お願いします!」と懇願しました。

しかし、体に無理はできません。

看護師さんに支えられながら、ベッドから起き上がる→立つ→点滴棒を持ち(看護師さんに見守られながら)ゆっくりトイレまで移動

無事安全にたどり着くことができて、初めて抜いてもらえます。

私は帝王切開を経験していたので、今回の甲状腺の手術は足に無影響だったので、「こんなにも簡単に歩けるのか!」という印象でした。

しかし、皆様は翌朝まで待つなどご無理なさらないように。

看護師さんに「帝王切開の痛みに比べたら・・」と話したら「母は強いわよね!」と返事をいただき、ベッドに戻り尿道カテーテルから解放していただきました(笑)

これで自由に歩けます!

しかし、首のドレーンはついたままなので、移動する際は点滴棒必須です。

写真付き|眠りにつき翌朝を迎える

熱の暑さも、アイスノンなどで冷やしてもらったので、細切れでしたが眠ることができ朝を迎えました。

術後食事はできませんが、一定時間を超えると飲み物は飲めます。

なので、夜中中も動けない首から上にストロー付きペットボトルの飲み物は大変重宝しました。

甲状腺手術直後
傷口はガーゼに覆われているのでどうなっているかさっぱりわかりません。

手術2日目以降〜

手術翌日以降は、ご飯が始まったり、先生から手術の話を聞いたり、ドレーンを抜いたり・・

詳しくは、「甲状腺検査から手術までの経緯ブログ|手術翌日〜退院編|その4」にまとめておりますので、よければご覧くださいませ。

手術を受けようと思っている方へ、少しでも参考になればと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

国際結婚・2児育児中です^^/
30になって美容に関心を持ったディズニー大好き主婦です♪

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