甲状腺検査から手術までの経緯ブログ|退院〜術後1年経過編|最終回

みなさんこんにちは!

女の子と男の子の子育て真っ只中の現役ママの「まいたろん」です。

妊娠を機に「甲状腺の値が異常なので検査を受けてください」と言われ、初めて気にかける方も多い、女性に多くみられるのが甲状腺の病気です。

そんな私は良性腫瘍でしたが、「甲状腺全摘術」を受けました

結果的に、毎日薬を飲む生活ですがとても充実しています。

こちらは主に、退院後の生活から術後1年後までについてのことを記述しています。

目次

これまでの経緯

と、内容ごとにまとめて参りました。

写真付き|術後約1年経過の現在

【Before】まず手術直前のものになりますが手術前の首元です。

甲状腺手術前
何が入っているの?というくらい膨らんでいるのがわかります。

退院日の首元。

まだまだ痛々しさが残っています。

甲状腺手術跡

【After】そして、約1年後の現在。

ケロイド化を危ぶまれた私の体にしてはとても綺麗です。

主治医の先生にとても感謝しています。

退院直後から子供との生活

私には当時0歳と2歳の子供がいたので、退院直後から子育て復帰せざるを得ません。

(傷口が開くことはないのですが)引っ張られる感じが怖かったので、なるべく抱っこを避けました。

何より、まだ傷口部分に保護テープが貼ってあるので、上の子は理解し抱っこをせがみませんでした。

一生薬生活スタート

手術直後から始まっていますが、甲状腺を全摘出したのでホルモンを補うために一生涯薬を飲み続けなくてはなりません。

私の場合「チラーヂンS錠100μg」を毎朝1錠飲む生活です。

手術を決意するまで懸念していたのは薬の料金ですが、保険適用で1ヶ月数百円ほどなので、全く負担になることはありません。

生活上での不便

首が回らないから車の運転をやめた

無意識に傷口を意識しまっていたのでしょう、寝違えた時のように首を左右に振るのに時間がかかりますし、可動域が狭いです。

なので、車の運転も自身では危険と判断し避けることにしました。 退院時先生に確認したり、自分の状況をきちんと把握することが大切です。

※1〜2ヶ月ほどですっかりよくなり、現在は問題なく運転できます。

肩が凝りすぎてマッサージを受けた

もともと産後の骨盤矯正で整骨院に通っていたのですが、あまりにも首回りに力が入った生活をしているので頭〜肩周りをマッサージしてもらいました。

この時術後1週間ほどですが、仰向けの体制から自力で頭を上げることは難しいです。

スノーボードをした翌日などに起こる「全身筋肉痛」を経験されたことのある方ならわかっていただけると思いますが、首回りがガチガチになっているので、ベッドから起き上がる時は下半身→立ち上がって→最後に首頭といった流れで起き上がります(笑)

※こちらも1〜2ヶ月ほどですっかりよくなり、現在はすっかり元気です。

テープ保護の徹底

4月を迎えるということで紫外線も気になり始める季節でした。

傷跡は紫外線に当たると色素沈着してしまうと言われたので、テープでの保護を徹底しました。

更にその上からストールを巻いて完全防備される方もいらっしゃるようですが、私はストールが苦手なので、日光になるべく当たらないよう、保護テープだけは徹底した生活を送りました。

ドレーン跡が膨らんできた

私が最も懸念していたのが、手術跡のケロイド化です。

手術跡の1本線は保護テープのおかげでいい感じだったのですが、ドレーン跡が膨らんできてしまいました。

そこで先生に相談したところ、別の薬も処方してもらいました。(名前は忘れました;)

※こちらも現在は写真を見ていただくとわかるように、すっかりよくなりました。

術後半年後まで首回りの痺れ

手術跡の痛みは気づけばすっかりなくなっているのですが、首回りの痺れは結局術後半年を過ぎる頃まで続きました。

ここでいう痺れというのは、触っても感覚がない状態のことです。

診察の時に先生に「なぜずっと痺れるのか?」と聞いたところ「手術の時に切って首の皮膚はべろっとしてるからね、痺れるよ」と!!(記憶がうる覚えなので「はいでいるor めくっている」というニュアンスです)

「そうだったのか!!」と、また新しい事実の発覚でした(笑)

しかし、1年を迎える頃には痺れは全てなくなり、手術前と同じ生活を送っています。

知らない手術経験者に話しかけられた

今までで2度ほどしかないですが、保護テープを貼ったまま(丸見え)の状態で買い物などに行くと、レジの女性スタッフさんから「甲状腺の手術したの?私もよ!手術したのね、お買い物できるから結果は良いのね!」と言われました。

確かに保護テープ丸見えはちょっぴり目立ちます。

しかし、手術を知らない友人には「ネックレスだと思ってた!」とまでぶっ飛んだ回答をもらったこともあります(笑)

経験者だからこそ、目線がそこへ行き、声をかけていただけたのでしょう。

その方々は手術から数年以上経っていたようで、全くと言ってわからないほどの跡でした。

目立つ箇所ではありますが、同じ経験をした方にそう言って声をかけていただくことは、とっても励みになりました。

術前まであった鎖骨周りのコリが改善された

私特有かもしれませんが、手術前までの大きな腫瘍を抱えていた頃は、デスクワークということもあってか、昼過ぎを迎える頃には、肩こりのように、鎖骨周りが重く、こり固まる感じでとても毎日が辛かったです。

それが手術後、全く無くなりました!

そこでも改めて、私の腫瘍は大きく(平均の7〜8倍の重さ)重かったんだと感じました。

他にも「疲れやすさは?」などあると思いますが、疲れる・疲れにくいといった感覚は目安にするのがとても難しく、自分自身でもよくわかりません。

ただ一つ、繰り返しになりますが、術後は鎖骨周りのコリが一切なくなり幸せです!

テープ保護からの卒業

退院直後からずっと貼り続けて、剥がれては張り替えと生活を共に送っていた保護テープとも、術後3〜4ヶ月を迎える頃の検診を最後に貼ることをやめました。

そしてその頃にはドレーン跡もすっかりよくなっていて、薬の処方も無くなりました。

これからはますます紫外線対策に気をつけなければ・・と思いましたが、私が実践したのは外出前にスプレータイプの日焼け止めを振りかけて、なるべく日向を避ける程度でした。

術後約1年を経て

甲状腺手術後

繰り返しになりますが、手術を受ける前までは余計な心配をしたり、一生薬と付き合っていくことに煩わしさを感じたりしてきましたが、手術も無事成功し、術後の現在は「本当に手術してよかった」ということのみです。

傷跡も私の中ではすっかりよくなり、数年コンプレックスに感じていた首の太さで楽しめない、ネックレスもつけたいなと思えるようになりました。

また1年を迎えるにあたって、体も安定し尽くしているのでこれにて甲状腺に関するブログは最後にしようと思います。

手術・検査を受けようと思っている方へ、少しでも参考になればと思います。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

国際結婚・2児育児中です^^/
30になって美容に関心を持ったディズニー大好き主婦です♪

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