こんにちは!ミニマルな暮らしに興味のある二児育児奮闘中のまいたろんです。
今回はインスタで話題の著者:飯島彩香さんの本「スマホひとつで暮らしたい」を購入して読んでみたのでネタバレ・レビューします。
読むべき人はこんな人たち
- 断捨離したい
- 物にありふれた生活から抜け出したい
- ミニマリストに興味があるけどわからない
- これから新しいパートナーと一緒に生活を始める
「スマホひとつで暮らしたい」を手に取った理由
書店をうろうろしていた時に、シンプルな表紙とタイトルに目を惹かれ出会いました(笑)
- タイトルに惹かれた
- パラパラと開いた時に写真や図が多く読みやすそうだった
- 帯にも書いてある「もの」だけでなく「お金・情報」の部分が書かれていることにも興味を持った
書かれているのは「ミニマム」ではなく「ミニマル」について

ミニマリストのイメージといえば皆さんどんなイメージでしょうか?
私は「単に最小限の物しか持たない人」のことだと思っていました。
しかし、この本で書かれているのはそんな「ミニマムな生活=必要最小限」ではなく「ミニマルな生活=自分達が快適と思えるだけの量」についてです。

著者が女性なこともあり、友人の話を聞いている感覚でスラスラと読むことができます。
「スマホひとつで暮らしたい」の感想
本書では夫婦2人暮らしでの「もの・お金・情報」に対する著者のミニマリストの知恵や工夫が紹介されています。
我が家は夫婦+2人の子供がいる家庭ですが、真似できることがたくさんありました(笑)
以下ネタバレを含みますので、ご注意くださいませ。
CHAPTER1:身軽に暮らすと余裕が生まれる
ここでは主に家の中の物や収納についてまとめられています。
子供がいる主婦として、特に響いたのが「ゴミ箱を手放すとすっきり」についてと「調理器具は一軍だけに絞る」という部分の内容です。
ゴミ箱って各部屋に1つ。という実家での当たり前の景色しか頭にありませんでしたが、そもそもゴミ箱自体を減らすと、
- ゴミを集める作業が減る
- 赤ちゃんや子供がゴミ箱に近く心配がない
- 何より部屋から生活感が消えスッキリする!
実際、4人家族の3階建ての我が家でも大型のゴミ箱が1箇所にしかありませんが、全く不便はありません。
そして「調理器具は一軍だけに絞る」…目が痛い・・(笑)
調理器具って使用目的がかなり細かく分けられて販売されているので、無意識のうちに増えがちです…。
けど、実際「なくても良い」物がほとんど!
100円ショップなどで購入した、長らく使ってない調理器具は眠っていませんか…?笑
我が家も見直すことで、1つ1つの物への愛着も深まったし、何より探すのが楽になりました(笑)
そして、盲点だったのが「バスタオルはいらない」
うちは代々バスタオルを使う家系でしたので、バスタオルはあって当たり前の存在でした。
でも、読んでみて確かに!
よほどこだわりがないのであれば、あんなに大きいタオルは洗濯でも乾かす時でもスペースをとるので、無くなったって問題ありません。
ベランダが狭い我が家にとっても、あの大きなバスタオルがなくなるだけで、あらゆる面でのストレスが解消されるなと考えました。
子育て家庭必見「ものを増やしたくないからプレゼントはお断り」

そして子供がいると何かと機会がある「贈り物」について。
「ものを増やしたくないからプレゼントはお断り」という内容でまとめられています。
確かに、気持ちはありがたいですが、特に子供用品とかだと大量の服やおもちゃをいただく機会があります。
子供自身、新しいものにすぐ飛びつき、飽きてしまうので、物が増えるばかりになってしまいます。
なので、本書にもあるように「物はいらない」と伝えられる相手であれば、「物ではなく体験」をプレゼントしてほしいと伝えています。
CHAPTER2:無駄のないキャッシュフローをつくる
ここでは主にお金についてまとめられています。
皆さんはお金の勉強ってしたことありますか?
お金の「主治医」を作って相談し、管理などはアプリで一元管理することで、わざわざ記載する手間もなく、自動的に連動されるので、アプリを開くだけでお金の動きがわかることについて詳しく書かれています。
また話題の「ポイ活」=ポイント活動(ポイントサイト《ハピタス》
)についても初心者にわかりやすくまとめられています。
私もポイ活という言葉は知っていて気になってはいたけど、やってない→なんでやらなかったんだ。と思わせてくれる内容です。
CHAPTER3:形のない「サービス」こそ整理整頓が必要

ここでは主にスマホの中(アプリ管理など)についてまとめられています。
特に響いたのは写真などはクラウドサービスで管理しようという内容。
子供がいると写真の枚数がすごいことになります;
そのままスマホ本体に保存していると容量もたくさん必要になりますが、クラウドサービスで管理すれば、消える心配もないし、バックアップの際の手間もありません。
CHAPTER 4:睡眠時間を確保するための時短&効率アップ術

ここでは主に生活上の時短&効率アップの考えについてまとめられています。
子供がいると常に想定外のことが起きすぎて考えることが多いので、
「考える」ことをなくし、「作業」だけに集中すると時短になる。
という一文はとても刺さりました(笑)
対子供で考えることが多いのならば、それ以外の家事などのルーティーン作業はいかに、考えることを減らす内容にするか。について考えさせられました。
特に悩むのが食事の献立ですが、本書では「朝食は毎日同じメニューで」と紹介されています。
それを参考に、栄養バランスを考えた上で、朝食と夕食の1品を固定するだけで、ずっと食事作りが楽になると思えました!
CHAPTER 5:旅するように暮らす

ここでは主に持ち歩く荷物や旅行についてまとめられています。
日常の持つべき荷物についてや、旅行時のパッキングについて。
「そろそろ捨て時な下着類は旅先で捨てる」というのは、今すぐ実践したいです!
荷物も軽くなったり、空いたスペースにお土産を詰めれるので、とても良いですね^^
また、海外旅行が好きな方なら必見!「クレジットカードの保険」についても詳しく書かれています。
我が家は子供がいるので子連れでの海外旅行となります。
その際いつも旅行代理店や空港で家族4人分の保険に入っていました。
しかし、きちんとクレジット内容を見極めて選べば、都度保険に入る必要がなくなり、お金が節約できます。
家族特約までつくクレジットカードはかなり限られていますが、ご自身とパートナー分だけであれば、大抵のクレジットカードに海外保険がついています。
本書では楽天カードと三井住友VISAアミティエカードが紹介されています。
著者のライフスタイルを覗き見する感じ
本書では著者のオリジナリティある知恵や工夫が紹介されているので、「いますぐ全てを実践しよう!」という内容ではありません。
しかし、断捨離やミニマリストに興味があって知識のない初心者の方には、基本を教えられるというよりかは、語ってもらっている感じで読み通すことができます。
(私は勝手に)ママ友から話を聞く感覚で、「それいいね〜!」という感じでした。
「これをしなさい!」というスパルタ系ではないので、スパルタ本が苦手な方にはおすすめです(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。